フラワーランドブログ
~常務のてくてく散歩~
アスチルベ♪
入園者を真っ先にお出迎えする「ウェルカムガーデン」で、アスチルベが花穂を伸ばしています。
昨日ご紹介した房型のシモツケ(正式にはホザキシモツケと呼ぶようです)と同じように房状、つまり円錐状の花です。
一番手前には淡いピンクが、その先には濃いピンクと白色のアスチルベが隣り合って顔をのぞかせています。
わが家にも鉢植えのアスチルベがありますが、まだ、花首は伸びてきていません。
直径10cmほどの小さな鉢全体を覆うように葉が広がっていて、花が咲くのが今から楽しみです。(Y.Y)
房型シモツケ♪
やまぐちフラワーランドの庭園部分の面積は約3.5ヘクタール。
甲子園球場よりも少し狭いといえば感覚的にお分かりいただけるでしょうか。
長年、ここで作業を続け、広い園内の隅から隅まで知っているはずの庭園スタッフでも、ずっと気づかずにいたことがあります。
今日は、そんなお話から。
「房型のシモツケが園内にあるのを知ってましたか?」。今朝、作業中の庭園スタッフからそんな質問を受けました。
昨日、来園されたお客様から教えていただいたそうです。
早速、現地に行ってみました。
確かに、房型つまり円錐状のシモツケがあります。
すぐ傍らには、普通のシモツケもあったので、花の形の違いがよくわかります。
葉の形状はどちらもそっくりです。
シモツケは、落葉性の低木で、この時期から淡いピンク色の花を咲かせます。
下野(シモツケ)の国、現在の栃木県で見つかったことから、この名がついたそうです。
センタープラザから芝生の広場に出た場所の右手にある東屋の後ろに、両方のシモツケが風に揺れています。
ご来園の際には、ぜひお立ち寄りください。(Y.Y)
お待たせしました♪
「中学生の子が菊を育てるなんて、なかなかしないですよね」。
そこから花を栽培する楽しさを知ったのだとか。
シクラメンとの出逢いは高校生の時。当時、布施明の『シクラメンのかほり』が大ヒット。
同時にシクラメンの花が注目されるきっかけにもなりました。
長山さんも、この曲でシクラメンを初めて知ったそうです。
すぐに小さな種を購入して栽培を始め、その時は2、3輪の小さな花を咲かせました。
これをきっかけに花職人を目指すべく、大学で花作りを学び、23歳の時に地元の柳井で本格的にシクラメンの栽培を始めました。
シクラメン栽培を始めて今年で30年目を迎えた長山さん。
「シクラメンは化けるってよく言われているんですよ」。
というのも、シクラメンはとても繊細な花。
同じ時期に種を蒔いても、ちょっとした手入れの違いで咲き方が全く違うそうです。
途中まで順調に育っていても、12月の出荷直前になって急に思い通りに咲いてくれないことがよくあるのだといいます。
思い通りに咲いてくれるシクラメンが年ごとに増えていき喜んでいると、次の年は思い通りにならない。30年間その繰り返しだったそうです。
「シクラメン栽培は繊細で難しいですね。だから面白いのかもしれないですね」と笑う。
「花の好みも昔に比べるとずいぶん変わりましたね」。
長山さんが目指してきたのは、パッと目を引くシクラメン。
でも、目指すものと、消費者が求めるものは違うこともあります。
これからは色や形など、時とともに変化する花へのニーズを取り入れて、よりたくさんの人たちに花を提供できたら…。
さらに高みを目指して、長山さんのチャレンジは続くようです。
12月の出荷までは、気が抜けません。大切に育てられていくシクラメン。
長山さんの思いに応えて、今年はどんな花を咲かせるのか今から楽しみですね。
紫色をしたネギ坊主のような花、アリウムギガンチウムがコレクション花壇で存在感を見せつけています。
わが、フラワーランドでは、この時期の定番の植物の一つ。
温室売店の真向かいの花壇でも花首を伸ばしています。
明日は休園日。
休園日明けの週末は日差しが強いそうですので、日傘や日焼け止めなど、万全の暑さ対策をした上で、お越しください。(Y.Y)
スイレンの季節♪
知らないうちに、スイレンが咲き始めていました。
センタープラザ(メインの施設)に添うように広がっている前池で、もう数えきれないほどピンクと白の花を開いています。
鑑賞をご希望のお客様にお薦めする場所は、1階の中庭。
風通しがよく、日差しが強い日には、休憩場所としても最適です。
パラソルの下で飲み物でも飲みながら、じっくりとスイレンをご観賞ください。(Y.Y)
剪定する枝の見分け方とか、思い切る気持ちの持ち方とか、、、
そして、新たなバラ大苗を購入された方、楽しみが増えましたね。
バラの大苗、温室売店に入荷しています。