フラワーランドブログ
~常務のてくてく散歩~
~常務のてくてく散歩~
2023-07-07
こんにちは。
オリジナルリンドウ「西京シリーズ」の3品種を紹介します。
ジョーむ
・・・3品種?
そうなんよ!
先日、紹介した「西京の初夏」が5月から、「西京の涼風」が6月から、そして、今回紹介する「西京の夏空」が7月から、9月からは「西京の白露」その後が10月から「西京の瑞雲」と西京シリーズが続きます。
ジョーむ・・・
山口県の花はすごいねぇ!
じゃろ!
ということで、平成29年度に品種登録した「西京の夏空」は、茎が太くなる傾向があり、1本でも豪華に見えます。
花色は涼しげな透明感のある青色で、夏の暑さに強く、長く楽しむことができます。
そして、9月のお彼岸を中心に咲く、「西京の白露」は、令和3年度に品種登録しました。
白い花の先端が、青色でふちどられた個性的な色合いを楽しめます。
花がたくさんつきボリューム感もあります。
最後に新種登録出願公表中の「西京の瑞雲」は、9月のお彼岸ごろから10月に花が咲きます。
「エゾリンドウ」と「ササリンドウ」のハイブリット品種で、深みのある青紫色の花は、先端がしっかりと開きボリューム感があります。
ジョーむ・・・
色々なリンドウが観られて楽しそうじゃね。
園内の花も、どんなに小さな花であっても物語はあると思うよ。
皆さんもそんなことに想いを寄せて「てくてく散歩」をしてみてください。
思わぬところに驚きと感動はありますよ。

~常務のてくてく散歩~
2023-07-05
こんにちは。
さて、今回は、山口県で生まれたオリジナルリンドウ「西京シリーズ」を紹介します。
ジョーむ・・・
山口県には、オリジナルユリの他にもオリジナルの花があるん?
そうなんよ!
品種登録出願中のリンドウも含めて西京シリーズは5種類あります。
ジョーむ・・・
知らんかった。
で、特徴は?
それはね、これまでのリンドウにはなかった、鮮やかな青紫の花色なんよ。
中でも、「西京の初夏」は、国内でも最も早い5月下旬から6月下旬にかけて開花します。
ジョーむ・・・
ということは、全国に先駆けて出荷が始まるということ?
そうなんよ。
その他、4種類の「西京シリーズ」オリジナルリンドウが10月まで出荷されるんよ。
ジョーむ・・・
「西京の初夏」ってどんな花なん?
西京の初夏は、平成26年度に品種登録しました。
花は、5月下旬から咲き始めます。
鮮やかな青紫色の花は、日持ちもよく、長く楽しむことができます。
そして、平成29年度に品種登録した「西京の涼風」は、「西京の初夏」に続いて6月から花が咲きます。他の品種に比べて生育が旺盛で、濃い青紫色の花がたくさんつきボリューム感があります。
ジョーむ・・・
ようしっちょるね?
そりゃあね~リーフレットに書いちゃるけぇね。
そうなんじゃあ。
どんなに小さな花であっても物語はあると思います。
皆さんもそんなことに想いを寄せて「てくてく散歩」をしてみてください。
思わぬところに驚きと感動はありますよ。

~常務のてくてく散歩~
2023-07-04
こんにちは。
昨日までプチシーズ11品種の紹介をしましたが、いかがでしたか。
ジョーむ・・・
1994年に「気軽に使えるユリをつくりたい」から始まったプロジェクトが今年2023年じゃけー30年目を迎えるちゅうことじゃね。
そうじぇね。
これまで品種開発に携わった人はもちろん、山口県の花き関係者の底時からを感じるね。
ジョーむ・・・
この努力を守るために、山口県では令和5年4月1日に種苗条例を制定したんじゃね。
そうなんよ、
種苗の品質の確保及び種苗の安定的な生産を図り、山口県の農業の持続的な発展に寄与することが、種苗条例の目的なんよ。
ジョーむ・・・
品種名を募集しよるユリも大変じゃったんじゃろうね。
そうじゃろーね。
なってたって、一つは無花粉じゃけーね。
どうやって開発したんじゃろうね。
さて、皆さん、どんなに小さな花であっても物語はあると思います。
皆さんもそんなことに想いを寄せて「てくてく散歩」をしてみてください。
思わぬところに驚きと感動はありますよ。

~常務のてくてく散歩~
2023-07-03
こんにちは。
今回は、平成25年度に品種登録した3品種を紹介します。
ジョーむ・・・!
平成20年度に開発して5年かかっちょるじゃね。
やっぱり難しいんじぇね。
そうじゃねぇ~
趣味で開発するんとは違うけえね。
安定的に生産できる品種でないといけんけえね。
それでは、3品種を紹介します。
まずは、プチセレネ、小さな月の女神を意味します。
花に近づくとほのかに香りがあります。
濃い緑色で光沢のある葉が特徴です。
次に、プチリアン、小さな絆を意味します。
花は、11㎝~12㎝の少し大き目で、花弁縁にフリルがあり豪華に見えます。
草丈が確保しやすいのが特徴です。
そして、最後に、プチアンジェ、小さな天使を意味します。
9㎝~10㎝の小輪の花で段状に開花します。
花柄が横に張らず、コンパクトな草姿になるのが特徴です。
以上が11品種の紹介でした。
ジョーむ・・・ということは、今回の新品種を開発するまでに10年かかったということ?
安定的に生産できて、人気のある花である必要があるから難しいよね。
どんなに小さな花であっても物語はあると思います。
皆さんもそんなことに想いを寄せて「てくてく散歩」をしてみてください。
思わぬところに驚きと感動はありますよ。


~常務のてくてく散歩~
2023-07-02
こんにちは。
今回は、平成20年度に品種登録した4品種を紹介します。
ジョーむ・・・!
19年度に続いて開発できたんじゃね!
そうじゃねぇ~
そう簡単でもないと思うよ❓
それでは、4品種を紹介します。
まずは、プチフレーズ、小さな苺を意味します。
低温期はピンクが濃くなります。
節間が伸びやすく、茎が柔らかくなりやすいのが特徴です。
ジョーむ・・・生産が大変そうじぇね~。
そうじゃねぇ花は可愛いけど大変じゃね。
次に、プチルナ、小さな月を意味します。
丸みのある花弁でカップ咲き、花に斑点はなくすっきり見えるのが特徴です。
そして、プチロゼ、小さなピンクを意味します。
ピンク色の花が上向きで段状に開花します。
球根は分球しやすく、2芽球になりやすいのが特徴です。
ジョーむ・・・2芽球ってどういうこと❓
一つの球根から二つ芽が出やすいということです。
ジョーむ・・・良いこと❓
うーん良くないね!
しっかりとした花には育たないと思うよ。
なかなか難しいね。
そうなんよ、でも、最後に紹介する、プチブランは栽培しやすいようですよ。
プチブランは、小さな白を意味します。
純白で、放射状に開花して、茎は固く、栽培しやすいのが特徴です。
ジョーむ・・・簡単にはできんのじゃね。
どんなに小さな花であっても物語はあると思います。
皆さんもそんなことに想いを寄せて「てくてく散歩」をしてみてください。
思わぬところに驚きと感動はありますよ。
